話題の週休3日制度への反応

 採用時の制度魅力アップの期待などから、一部の企業で導入が試みられている週休3日制度について、マイナ転職では正規雇用者800人を対象に、制度への期待・不安等の実態を調査・公表しました。現在の休みの頻度は、8割弱が「土日祝休み」「週休2日」と回答し、休みが十分と感じる人が半数程度おり不満と感じる人を上回っています。しかし「週休1日~2日」になると不満が十分を上回る結果になっています。週休2日が一般的になっている中、週休1~2日の企業では、週2日の実現に向けて仕事の取組みなどを変える必要がありそうです。今の職場で週3日の導入が可能かとの問いには、約6割が「不可能」と回答しており、理由としては「仕事量が多いから」「人出不足」の意が多く、「仕事内容的に難しい」「俗人的業務があるため」などの意見も見られました。

 

 働き手の不足が深刻になりつつある企業環境では、新卒採用・中途採用で求職する人の意識や動向について調べ、人事や労務制度に活用することが必須と感じています。週休3日制度の導入について、約8割の人が収入が減るなら利用したくないと回答しています。しかし労働時間で給与を支払う企業としては、業務の効率化や生産性の向上を意識した働き方に変わることを同時に進める必要があります。「給料が高いが、休みが少ない」「給料が低いが、休みが多い」の二者択一の質問では、全体としては「給料派」50.1%、「休み派」49.9と半々ですが、年齢階層別では、20~30代では「休み派」、40~50代では「給料派」となり、それぞれ10ポイント程度の差があるようです。

 

ワークライフバランスの質問では、20代では約7割が「プライベート優先」と若年層ではこの傾向が高く、40代では約4割の人が「仕事もプラーベートも大事にしたい」回答しており、「給料派」でもワークライフバランスを意識する傾向があるようです。今回の調査結果は参考になることが多く、年齢による意識の違いなどを考えると、多様な働き方に対応できる制度の必要性を改めて感じました。