頭の良い人「仕事の取り組み方」

 今日のダイアモンド・オンラインの記事で、「転職迷子」の多くの若者から圧倒的な支持を受けている山下良輔氏の話が出ていました。昨年12月に初出版した「転職が僕らを助けてくれるー新卒で入れなかったあの会社に入社する方法」で、自らの転職経験をすべて公開しています。高卒から、30歳で年収1000万円超の驚きの経歴が受け止められ、多くの若者の支持を受けるのことも分かります。本書では、社内で「仕事ができる人」評価されていなくても、転職の実績づくりは十分できると結論づけています。社内での評価を気にして「社内MVP」を目指すより、たとえ地味でも「他の人がやらない仕事」をすることで、自分だけの実績につながると言っています。どんな仕事をするときも意識すべきなのが「個人の稼ぐ利益」とも言っています。

 

 コロナ禍後・現在でも働く人の意識すべきことは、山下氏のいう「個人の稼ぐ利益」の視点が、自分が今やっている仕事への見かた、時間の使い方が大きく変えていきます。私が考えるには、従来の日本の働き方では、個人が時間当たりの労働生産性を意識することは少なかったと思いますが、昇給の原資は企業収益であり「売り上げを増やす」「コストを減らす」ことで考えられてきました。しかし、今まで1時間かかってやっていた仕事を55分でできるようになれば、約8%の収益が確保できたことになり、今まで5人でやっていた仕事を4人でできれば1人分の人件費(利益)を確保できたことになります。企業の利益には、「売り上げ増」「コスト削減」の他に「仕事の進め方」「時間の使い方」も大きくかかわることを言いたいのかもしれないと短い記事の中で推測しました。得意分野のオンリーワン、人がやらない仕事、利益へのこだわり・・頭の良い人の仕事の取り組みは、そんな仕事の進め方を続けることで、課題解決能力は確実に磨かれてきます。