新社会人になる君たちへ

画像;桜咲く学校の校舎

 明日は来春、新社会人になる高校生に働くことの心構えや労働保険や社会保険の仕組みなどの話を90分セミナーですることになっています。いま、パワーポイントのスライドとテキストとして使う冊子での内容の確認をしているところです。これから働き始める高校生には、まだ理解するのが難しい内容であったり、興味を持ちにくい点も多く基本的なことをポイントを絞って話そうかと思いスライドも数枚加えました。

 

 このセミナーは福島県の社会保険労務士会主催で毎年行っている新社会人となる高校生支援のセミナーです。学校卒業後、3年以内に就職した会社を辞めてしまう若者が、その後ニートと呼ばれる未就労者になることが多く、安心して働くことができるためにルールや制度の理解促進のために行っています。事前に学校の担当教諭との打ち合わせもすましてますが、メンタル・マネジメントの話を少しいれることで了解を頂いています。

 

 

画像;グランドでサッカーをする学生

 生涯発展論やキャリア論におけるライフサイクルの視点では、人生やキャリアは安定期と移行期の繰り返しと考える「トランジション・サイクル・モデル」という考え方があります。準備・遭遇・順応・安定のステージを踏みながらスパイラルに職業人としての上位のキャリアを積め重ねていくという考え方です。長い職業人生で、多少の失敗は上を目指す準備のステージと感じてくれれば良いかな思います。

 

 しかし、その時に必要なのが、自分を大事にし自分の感情をコントロールする自己マネジメントと相手を理解し相手に共感を与える対人マネジメントです。何かの困難にぶつかった時に、すべての人がポジティブに考え対処できるとは思いません。どうしてもネガティブな考えに陥る人は、適切な目標を持つことで、困難な出来事に対する恐怖感や無力感を乗り越える力になります。多少の失敗はつきものと考える、新社会人として歩みだす高校生のメッセージとなればと思って準備しています。