中小企業、小規模事業者の人手不足解消の取り組み

画像;パンをこねる職人さんたち

 厚生労働省は7月31日に開催された、「中小企業・小規模事業者の働き方改革・
人手不足対応に関する検討会」(第1回)の配付資料をホームページで公表しました。当日の議題は、「中小企業・小規模事業者の働き方改革・人手不足対応に向けた政府の取組状況について」などが議論され、平成29年6月の有効求人倍率は1.51倍、人手不足は今後も継続するおそれがあり、大企業より中小企業の方が人手不足間が強い現状を、議論の前提として確認されました。

 

 政府が進める「働き方改革」について、少子高齢化による労働力人口の減少・人手不足の現状を基本的背景として、女性・高齢者等の労働力化の制約要因をなくしつつ、r魅力ある職場づくり」の実現が中小企業・小規模事業者の人手不足解消のチャンスとしています。今後、企業変革の推進を進めると共に、職場環境や処遇改善などにより、女性・高齢者等にとっても「魅力ある職場づくり」の必要性を提言しています。地域的特性を考慮しつつ、魅力ある職場づくりのための現状と課題を分析し、御社で可能な施策を検討する必要があります。

 

 

画像;ビュッフェの風景

 政府の進める「働き方改革」では、「長時間労働の是正」「同一労働同一賃金」が、大きな二本柱になっています。法定外労働時間45時間を超える事業所の割合は、大企業と比して低いものの、「取引先の納期や発注量の対応」が要因の時間外労働など、労働時間改善に向けた仕事の進め方を見直す必要があります。

 また、大企業に比べて正社員、パート社員の賃金格差は大きくありませんが、賃金の待遇差の理由があいまいで、不満を持つパート社員さんは少なくありません。その場合、昇給制度を含めた賃金制度等の整備が必要です。

 

 人手不足解消に向けた取り組みとして製造業の事例が紹介されています。「ノー残業、ノー残業ウィークの導入」「作業管理の徹底」「年次有給休暇の計画的付与」など、一般的な施策であっても十分な効果があったようです。人手不足の取り組みとして、「スキルマップの作成」「短時間勤務シフト制の実施」「女性社員の積極的採用」「5S・3S活動の取り組み」など、さまざまな施策が考えられますが、御社の現状と課題を分析して、御社に最適と思える施策を実施されること・・汎用性の高い施策は存在しないと思います。