パートで働く主婦・ママのはなし

 7月6日のブログ「人手不足の対応」でも書きましたが、あらゆる業種で人手不足が深刻です。募集しても、なかなか人が集まらないのが現実のようです。弊事務所にも、人手不足への対応のご相談が多くありますが、募集広告の方法を考えたり、店内の募集ポスターのキャッチコピーを考えたり様々な提案をさせていただいております。今回は、特に相談の多い飲食業や小売業などの募集に関して、各種アンケートや調査報告などから、現在、働いてはいないけど、働く意志のある主婦・ママさんの傾向と募集についての提案です。

 

 総務省平成26年情報通信白書によれば、非労働力人口のうち出産・育児を理由とする女性が105万人、適当な仕事がありそうにないことを理由とするのが97万人となっています。「適当な仕事がありそうにない」(男女総数137万人)希望に叶わない要件として「近距離」(29%)「勤務時間・賃金」(50%)となっています。民間調査機関での、パートで働く主婦・ママさんの動機調査では、「生活を補いたい」、「趣味に使うお金が欲しい」、「時間を有効に使いたい」、「貯蓄を増やしたい」、「自分自身にステップアップの為」という上位5位の結果になりました。

 

 「生計を支える」とうよりは、補助的なニーズが多いように感じられます。働く理由はさまざまですが、辞める理由は、上位5の中で、「人間関係」「想像以上に大変」「職場環境が悪い」これらは、職場環境の改善・整備で「社員が辞めない会社」が、可能だと思われます。最近の求職者の条件として「4時間以内の短時間勤務」の傾向が強いようです。面接では、何でも出来そうな優秀な人を採用することより、多少の苦手があってもシフトやチームで補う勤務を考えていったほうが、人手不足解消につながります。

 

 熟練のパートさんと新人の組み合わせ、臨機応援な接客力が強みの人と豊富な知識が強みの人の組み合わせなど、業種を問わずに応用可能ですが、特に短期間で業務を覚えほしい飲食や小売りなどでは有効です。チームで働く意識を持つことで、スムーズな勤務シフト体制や職場内のコミュニケーション力など、明るい職場環境の実現ができます。仕事の標準化、リスクマネジメントの観点から「業務マニュアル」を作成することで、「想像以上に大変」と思われる仕事が「見える化」「共有化」されることでスムーズにできるようになります。「人手不足」は、工夫で補えることも・・・・