企業のパワハラ実態調査について

 近年、多くの職場でパワーハラスメントの問題が発生しており、職場の雰囲気悪化や退職者の急増など経営上の大きな問題として弊事務所にも相談があります。この度、エン・ジャパンでは、同社が運営する「エン 人事のミカタ」の利用者である企業の人事担当者を対象に「パワハラ」についてアンケート調査を行ない、その結果を公表しました(回答数203社)。それによりますと、企業の45%は「把握している」「だいたい把握している」と回答しています。その多くの企業では、上司・同僚からの相談または本人からの相談によって把握したのが、ほぼ半数に及びます。

 パワハラ6類型のうち最も多い結果となったのが、「精神的な攻撃」でした。パワハラの職場での影響について、「職場の雰囲気が悪くなった」(76%)で、その原因について「上司とのコミュニケーションが少ない」(37%)、失敗が許されない(20%)が上がっています。回答企業の56%で相談窓口の設置などのパワハラ対策を講じているようですが、対策を講じていない企業では、やる気はあるが「どのような対策が実行性があるかわからない」などの回答でした。組織と人の専門家である社会保険労務士の得意分野ですので、社内研修を含めお気軽にご相談ください。