社会保障制度改革と生命保険の役割(4)

 社会福祉とは疾病、心身の障害、老化などに起因して生じる生活上の困難に対して、解決や緩和を目指して社会にある種々のサービスを提供して、その人がその人らしい生活をすることをお手伝いすることです。この福祉サービスの特性として、ほしくても求めるサービスではないこと。公共性、継続性が強く要求されることがあります。生命保険業界は、社会保障制度を補完する重要な基盤(インフラ)として、その役割を果たしていく社会的使命を担っています。

 

 生命保険事業は、社会的使命を継続するための手段としての利益の確保は重要なことです。その上で、保険営業の果たすべき役割として、社会保障制度の補完的機能として、ケガや病気などの将来の不安を払しょくするような万が一のアクシデントの備え・対策や老後の資金準備など生涯の安心・安全の提案こそが多くの人が望むことではないでしょうか。人間生きていくことで「死の不安」「病気の不安」「長生きの不安」は、だれでも抱える問題です。このような問題解決に、社会・労働保険やその関連法令、行政施策、生命保険分野での商品提案など、人工知能(AI)には出来ない心のこもったアドバイスやコンサルタントがこれからの生命保険の役割であり必要とされる職員の姿ではないかと思います。