仕事以外で上司と付き合いたくない一般社員7割

日本能率協会が15日,第6回「ビジネスパーソン1000人調査(人間関係と貯蓄編)」を発表しました。この調査は働く人びとに焦点を当て、その時々の旬の話題をデータで紹介するシリーズですが、今回は新年度を前に、上司と部下の人間関係、貯蓄と仕事についてとりあげています。仕事以外で上司と付き合いたくない人は、管理職で5 割、一般社員では7 割にのぼる結果となりました。

 

 上司との仕事以外での付き合いは、「食事や飲み」「年賀状・暑中見舞」「家族の話」が“三本柱”に。管理職は一般社員より、上司との私的な付き合いに前向きな傾向がありますが、一般社員では仕事以外の付き合いでは意識の違いが見えるようです。管理職の部下との仕事以外での付き合いは、上司との付き合いに比べ心理的ハードルが低く、管理職の約半数は、部下からのプライベートの相談を歓迎していますが、一般社員では33.1%にとどまっており大きなギャップが見られます。

 

 

 職場の人間関係の調査では、総じて管理職は  、一般社員より上司との仕事以外での付き合いを前向きに考えている一方、一般社員では、仕事以外で上司と付き合いたくないという人が多く、ドライな関係を好む傾向がうかがえるようです。仕事を円滑に進めたり、集団をまとめていくにはコミュニケーションが重要ですが、「食事や飲み」などが役職を問わず受け入れられる傾向にあるようです。

 

 職場ではコミュニケーションの密度を高めて信頼関係を作ることは重要です。基本的には仕事上の信頼関係を基礎に、上司からの働きかけや日頃の雑談を大切にすることも必要だと思います。上司の仕事にたいする考え方やプライベートに関することなど人なりを話すことによって、部下も気軽にプライベートの相談をしてくれるのではないでしょうか。一人一人が生き方も考え方も違って当然ですので、互いにその存在を承認することがスタートです。