ストレスとは?

 企業のメンタルヘルス対策の実施から、働く人たちが「こころの病気」にならないための職場づくりや働く人の「こころの病気」の早期発見や早期治療のためのマネジメント、職場復帰の支援、再発予防の重要性については十分理解されてきたと思います。12月からは「心の病気」の早期発見のためのストレスチェック制度が企業に義務付けられます。

 

 誰しもストレスの少ない人生が良いと思われかもしれませんが、今あるストレスが、現状の問題を認識をして解決の向けるエネルギーを「自己の成長」と考えると決して悪いことだけではありません。企業の躍進プロセス、社員教育・育成には適度なストレスが個人と組織の成長に大きく寄与します。しかし過度のストレスは、心理的・身体的ストレス反応を起こし、ストレスと最も関係の深いメンタル疾患である「うつ病」を発症します。人生においてストレスと無縁の生活は不可能と思いますが、ストレスを自己コントロールすることは可能です。

 

 

 そもそも仕事上のストレスとは、異動、転勤などの変化に伴う職務の変更、人間関係の変化などストレスを引きこ起こす様々な要因があります。あるいは近年の人員不足による仕事量の増加、職場における自分の評価や将来のキャリアアップへの不安など、そこに仕事以外の家庭の悩みや個人的な不安などが重なると、心因的反応による「うつ病」発症のリスクが高まるといわれています。ストレス反応として怒り・いらいら・不安・悲しみなどの心理的ストレス反応や肩こり・腰痛・食欲不振などの身体的ストレス反応を起こします。この反応を見逃さずに早期に自分のストレスを認識・確認することが大事です。

 

 ストレスを緩和するには、自己の状態を適切に認識すること、言い換えれば自分の疲れている状態がわかりますか?日常生活のリズムは誰しももっていますが、何気ない生活習慣が侮れないことが多々あります。そのような日常の自分の決め事を見直すことや、誰しももっている「考え方の癖」についても気づくことも重要です。近年は、個人的な飲み会には行けるけど会社には行けない「現代型うつ」が増えています。一見すると「ズル」と思われがちですが、心理的ストレスからくる紛れもない病気ですので、企業は若者に多いこのメンタルヘルス対策も今後必要になってくると思います。