2016就職活動

 暑い日が続きますが、2016年新卒者の就職活動もヒートアップしてきたようです。2015年度ルールとの違いに企業、学生双方の混乱があるようです。8月の面接解禁、内定に向けて顧問先や関与先からの面接、内定通知書、内定承諾書の方法や書式についての質問が増えてきています。既にインターンシップを済ませている学生から内定通知、承諾書を取りたいとの経営者の方もいらっしゃいます。決められた就活スケジュールで対応することに抵抗があるようです。

 

 就活支援の企業情報によりますと、今年の就職活動には新制度ならではの独特の傾向が生じているようです。例年通り、早期内定組、これから登山開始組、大手企業狙いで内定が取れない迷子組と新たなタイプが、既に内定を1社以上とれているが、就職の基準を待っていないために就活が終われないタイプです。このタイプに面接会場で、内定を受けた他社の断りの電話を強要するいわゆる「オワハラ」が、社会問題化していることはご存知かと思います。

 

 

  介護福祉の事業では、通年採用募集してもなかなか人が集まらないこともあり、他の業界と比べても新規採用の話が聞こえてきません。学生もインターンとして仕事を経験しても、自分がその業界に入りたいとは感じない話を聞くことがあります。また、介護労働安定センターの平成25年介護労働実態調査では、介護福祉士の離職理由として、多くは結婚、子育て、職場方針や人間関係などの雇用管理の在り方がきっかけになっているようです。業界の人材定着率の低さも問題なのかもしれません。

 

 学生の多くは安定志向で、長く同じ会社で働きたい又将来の地位や仕事が目に見える形で示されることを望みます。新卒者採用を継続的に行うことの重要性は、他の業種と新卒者採用を競うことで自らの法人の魅力を再発見できることではないでしょうか。仕事の魅力、組織の魅力、職員間の魅力、待遇の魅力など人事・労務に関することを「見える化」することが今の介護福祉業界に必要なことと感じています。