
6月は、社会保険労務士にとっては顧問先、関与先の労働保険の年度更新と社会保険の算定基礎届を行う比較的忙しい時期になります。私の場合は、毎月の給与計算等業務の委託を受けないことにしていますので、賃金台帳などをお預かりして届出を行うひと手間かかる仕事をしていますが、突発のコンサルタントやセミナー、研修の仕事が多いので顧問先などにはご理解を頂いています。
コンサルタントの仕事は、企業の人に関する問題など解決に向けた対策の提案や制度構築などを主な仕事としています。仮説をたて分析、検証などを日頃の仕事としていますが、企業によって特徴、働く人も百社百様で同じ対策や結論にはなることはありません。人もまた得意なことやちょっと苦手と思えることがあり、私の場合、書式が決まった届出書や申請書などを書いている時に好きになれない仕事と思う時があります。

・・とは言っても好きになれないではすまないのが仕事です。期待する成果と実際の結果を比較してフィードバック分析を行い、自らの強みを知り、それをいかに強化するか、かつできないことを知り改善の方法を考えることも大事なことです。人は将来の向け変化していかなければならないし、常に新しい欲求、能力、世界観をもって自らを再生させなければならないとするのが、ドラッカーの教えです。
最近は、労働問題の質問や相談が多いので労働法令の再学習のつもりでWEB研修を受講しています。また、以前より学びたかったエクセルの勉強を始めました、パソコン教室も考えたのですが、時間の制約や費用を考えて独学ですることにしました。勉強しなければ使わなかっただろうと思うキー操作、関数などまだまだ学ぶことが多いし楽しいです。また、コンサルタントに使う分析シート作製のため、新たな知識が必要となり本を発注しています。8月までの完成ですが、次から次といろんな問題がでてきます。