時間のマネジメント

 1日24時間は、人間等しく平等であり、人生の終焉まで、時間は有限な資源といえると思います。時間は保存も移転のできない極めて硬直的であり、お金などの他の資源に比べても効率的、有効に活用することの大事さは、社会全体の価値観など劇的に変化しそうな時代にある現代ではなおさらのことに思えます。

 

 ドラッカーは、「仕事で成果をあげる人の特徴」で、このように述べています。・・・・「私の観察によれば、成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。何に時間がとられているかを明らかにすることからスタートする。次に、時間を管理すべく自らの時間を奪おうとする非生産的な要素を退ける。」

 

 

 時間のマネジメントでは、まず時間をどのように使っているのかを分析します。そのために時間の使われ方を記録し、次に自分の活動に必要な活動、不必要な活動を分類します。必要な活動の中で、時間の使い方について浪費または不具合と思われる原因を特定し改善します。不必要な活動の排除や必要な活動の効率化により余った時間を優先順位の高い活動に割り当て集中的に仕事をします。


 生産工場などの仕事時間を記録して、生産性を高めようとしたのがテイラーの科学的管理法です。自己の強みを生かす組織つくり、知識労働を唱えるドラッカーにとって、知識労働の仕事に未だにこの手法が導入されていないことを指摘しました。まずは自分の時間の使われ方を記録していくこと、私も1年に数回、1月ほど定期に行っていますが改善の余地が多いことを気づかされます。私の場合は、グーグルのカレンダーというクラウド・サービスでリアルタイムで15分刻みで記録しています。