最善主義について

  昨日、「福祉職員・人事評価者育成研修」をスタートさせました。1年間、福島県内の市町村で開催する予定です。中間管理職のみなさんに、人事考課の方法やビジネス・コーチングのスキルを使った面接の方法を演習で学んでもらうのですが、双方のキャッチボールをしているうちに社会福祉法人でのキャリアパスの理解が浸透しない理由がわかりつつあります。答えは職員の皆さんがお持ちですね。

 

  先日、ある企業の営業幹部の方に個人的にコーチングをする機会を得ました。お会いした時から自社の商品が他社に比べて見劣りするために売れない理由を述べられていましたが、話を聞いていると顧客のニーズを理解していないこと、自己の強みを伸ばそうとしないこと、何よりの何のために仕事しているのかを考えていなかったようです。結果をだすことに一生懸命で拘りすぎたことに気づき、1時間ほど話をしてお帰りになりましたが、数日後、お客さんと契約になったとのお礼の電話がありました。

 

 

 

 営業の仕事では、契約という成果をあげるために目標を設定して、計画を立て、実行し、評価、改善をおこなうわけで、当然のごとく目標と実績のとギャップは織り込み済みです。ギャップがないということは、よほど優秀か、立てた目標の数値が低いのではないでしょうか。思うようにいかないのが当然なので自己管理と目標のマネジメントにおいて、実際の成果と目標のギャップをフィードバック分析する。だからこそPDCAサイクルの循環が完成します。

 

 

 最初から、完璧を目指そうとするから、売れない理由を探し、今できる自己啓発を怠り、今の仕事を自ら辛いものとしてしまうのです。失敗を恐れず、目標をたてたら、達成するための今の現実と、辛い気持ちも受け入れ、できないことが当然として、集中すべきこと、改善すべきこと、勉強すべきこと、今できる最善のこと優先順位をつけて選んでほしいと思います。仕事を楽しんだ方が人生輝けるのではないでしょうか。