ビジネス・コーチング

 コーチといえば海外でのプロゴルファーなど一流の選手との会話を重ねることを通じて、相手に目標達成に必要なスキルや知識を備えさせ、目標に向けての行動を促していくプロセスを職業としている人たちです。日本では、現役時代の選手実績とコーチとしての指導能力がイコールと思われがちですが、必ずしも一致するものではありません。

 

 

  スポーツの世界だけではなく、ビジネスの世界においてもマネジメント・スキルとしても部下の業務管理や育成に必要な戦略的コミュニケーション能力です。部下が思うような成果をだせないのは、やる気や人間性に問題があるのではなく、自分の能力に気づいていない、または知識が不十分であったり技術が足りないなどの要因であることが多いようです。過去の成功、失敗などの経験を自らの資源として活用できるように、話し合ったり自発的行動を導くことがミドル・マネジメントの大事な仕事です。



 

 ビジネスにおけるコーチングでは、一人ひとりが想像力と英知にあふれ、何事にも「できる」存在であることを認めることから始まります。共に働く人であることを感謝、相手の存在を承認することから部下の信頼を得ることになります。忙しいなかでも、聴く姿勢が大事ですので、もし今この時間に傾聴することが困難であれば、時間を改めて聞く努力が大事です。


 「人事評価者研修」または「目標管理研修」で、面接時のコーチングスキルについて、講義または演習にて取り入れていますが、興味を示す受講者の方が多いです。目標管理制度での目標設定時の面接、中間面接、最終の評価面接など、どの場面でも有効です。マネジメントに必要なコーチングスキルは、傾聴・承認・質問などですが、何より部下の持っている素質・才能を仕事に生かせるように導き出す優しさと情熱が大事かと感じています。