漫画ワンピースとドラッカー

 昨年より福島県内の社会福祉法人数か所で、職場内Off-JTという形で管理職向け6回研修を行っていました。1月後半に、ある事業所に出向きましたら受講生の方から、人気漫画ワンピースは、ドラッカー理論を取り入れているらしい。また、主人公モンキー・D・ルフィのDはドラッカーを意味するらしいそうですと教えてもらいました。

 

 正月にご子息が帰省された際に、私からドラッカーのマネジメント・目標管理に基づく管理職研修を受けている話をしたらそのような話題になったそうです。この漫画のタイトルはよく耳にしていましたが、内容まではよくは知りませんでした。海賊である主人公が人の絆を大事にして困難に立ち向かす姿が多くのファンを引きつける理由だそうです。

 

 

 ドラッカーが「未来の決断」で書いています。「働く人たちこそ同僚であり、主たる資源であるとの私の考えに、最初に敏感に反応してくれたのが日本企業だった。真の生産性は、働く人たちにそのような敬意を持つときにもたらされる。人はコストではなく資源である。共有する目的に向けてともに働くとき、大きな成果が得られる。マネジメントとは地位や身分ではない。かけひきでもない。仕事、生活、人生にかかわることである。」

 

 この本は1994年に書かれていますので、今の日本企業の現状とは大きく異なりますが、ワンピースが多くの若者に支持されるということは日本人の考え方が大きく変わった訳でないのでしょう。寧ろ、企業の考え方が変わってきたということなのでしょうね。このブログでドラッカーのことを書き出したのは、同じ研修を受けた別法人の若い管理職からもっとドラッカーを知りたいとのことでしたので、HPのブログで案内することにしました。学習意欲を持ってもらったことは講師冥利に尽きます。