パワハラ行為の経験者、過去1年で3人に1人

労働政策研究・研修機構では、「第2回日本人の就業実態に関する総合調査」結果を発表しました。本調査は、就業形態の多様化が進む中で、日本人の働き方の実情を体系的、継続的に把握することを目的に実施したもので、2010年に続けて2回目になります。調査項目は、就業率.就業形態等の就業構造や労働時間、賃金、能力開発、職場・労使関係、転職状況、副業、満足度・生きがい等の就業意識など、幅広く就業実態にかかわる項目を網羅しています。今回、特別テーマとして、「パワーハラスメント」と「メンタルヘルス」を取り上げた結果、過去1年で、いじめ・嫌がらせやパワーハラスメントと見られる行為の経験者は34.0%と3人に1人であることなどが明らかになったそうです。



 過去1年間で、「怒鳴られたり、暴言をはかれた」「仕事をする上で必要な情報を与えてもらえなかった」「陰口や噂を広められた」など、いじめ・嫌がらせやパワーハラスメントと見られる行為を職場で受けた経験のある人の割合は、34.0%と3人に1人。そのうちの3分の1がその行為をパワーハラスメントと認識しているようです。


 生きがいについて「仕事」と回答した割合は、男性が33.0%、女性が32.2%。性・年代別では、男性50代が40.5%と最も高く、次いで男性60代(37.9%)、女性60代(37.8%)、女性30代(33.4%)、女性40代(32.9%)、女性50代(31.9%)などの順。女性で仕事を生きがいと考える割合が高くなっています。2010年調査と比べると、男性30代、40代で「仕事」を生きがいとする割合が低下している結果となっています。


 仕事を生きがいとする考え方については、さまざまな意見があると思いますが、自分自身の人生感または人生哲学などを発現できる場として「仕事」と答えるのは至極もっともな考えなのでしょう。