人材不足分野における施策などを取りまとめる

 厚生労働省は3日、「人材不足分野等における人材確保・育成対策推進会議」の取りまとめを公表しました。介護・保育・看護・建設の重点4分野における取り組みについて、「A 雇用管理改善(魅力ある職場づくり)」「B 潜在有資格者対策」「C 能力開発」という観点から整理した全体像を示したうえで、具体的な施策を挙げました。

 雇用管理改善施策として雇用管理改善に向けた主体的取り組みの促進と若年者や潜在的有資格者に対して職種の魅力を訴求するとしています。

 潜在有資格者対策として、潜在有資格者の掘り起しと関係機関のマッチング強化を重点課題として掲げています。

 個人の教育訓練への支援や国、事業主による能力開発の促進を重点課題として、総合的に「横串」「補強」の具体的施策を挙げています。



 雇用管理改善計画の具体的施策として、雇用改善キャンペーン」の実施、評価、処遇、研修体系等の企業主に対しての介護職員処遇改善加算などを含む助成金等の支援、雇用管理アドバイザーの配置をなどが決定しています。

 

 推進会議では重点4分野における雇用管理などの共通化課題に関する分野的横断的、部局横断的な「雇用管理改善」「ハローワークとの連携強化」「教育給付金制度の拡充」などの施策の検討がなされています。

 その他補強施策に関しても様々な方向からの検討がなされ、今回の雇用管理改善促進事業は規模としても大きく、人材不足分野における人材確保に関するなみなみならぬ政府の決意が見て取れます。事業者においても、「起こった未来」を想定し、日々厳しさを増す人材確保の現実を乗り越えて対策を講じてほしいと思います。