ふくしま復興支援フォーラム

昨夜、福島大学の関係者の方々が主催する「ふくしま復興支援フォーラム」に行ってきました。テーマは「広野町の被害の状況と復興の課題」と題して、広野町町長、遠藤智氏が講師となり、震災による被害状況、避難の流れ、また現在の除染状況、復興への計画と現状などのお話がありました。


 誰もが安心して暮らせるまちづくりを目指して、商業施設の整備や医療体制の整備など町民の生活環境整備のための具体的な取り組みが紹介されました。

 災害公営住宅整備事業、JR広野駅東口開発整備事業等の震災の教訓から得た知見による災害に強い都市基盤、また心のネットワークによる安全、安心なまちづくりの取り組みも分かりやすく説明がされました。





 多くの住民が帰町できるインフラ等の生活環境整備や多くの住民が望む商工業の復興、新たな産業創出や企業の誘致などの多くの問題を抱えて復興の目指す広野町ですが、問題対策に取り組む役場職員の心身の疲弊の状況を訴える町長の姿が印象的でした。

 

 震災以前より、地方自治体の少子高齢化の影響、地方産業の衰退は議論されてきたことですが、震災後、過大な期待感からかその過去の議論されてきた問題も忘れてしまったようです。

 国、県などが進める復興への青写真を住民に説明、合意を得ることも必要ですが、町として住民として、将来、子孫に引き継ぐべき風土、文化など住民、行政双方が立場を超え、真剣に議論すべき問題ではないかと思い、また、その場をデザインできるファシリテーターが必要な時代だなと感じました。