余暇市場規模、11年ぶり増加/「レジャー白書2014」

 日本生産性本部余暇創研は4日、「レジャー白書2014」を発表しました。それによると、2013年の余暇関連産業の市場規模は、前年比0.8%増の65兆2,160億円となり、11年ぶりに増加に転じました。

 

特に観光・行楽部門が2年連続して大きく伸び、スポーツ部門や娯楽部門での外食、カラオケボックスなど多くの分野での回復傾向が見られました。ただし、趣味・創作部門ではマイナス傾向から回復しておらず、テレビは二大特需の反動減が続き、CD・音楽配信もヒット作が少ない結果となっています。

 

一人平均十数種目参加している活動のうち、「もっとも重視する余暇活動」を一つだけ選んでもらったところ、最も多かったのは、「国内旅行」11.7%で、2位「読書」3.8%を大きく引き離す結果となりました。ちなみに「国内旅行」は、男女とも1位の結果となりました。3位以下は「海外旅行」4.0%、「ウォーキング」3.8%、「園芸・庭いじり」の3.5%でした。


余暇生活について「満足度」「5年後の期待度」「5年前からの向上度」を5段階評価で聞いた結果、すべてのおいて男性より女性のほうが高い結果をなっています。「満足度」は10代から40代までは低下し、50代から上昇に転じて70代で最高の結果となっています。職業人生の定年を迎える60代余暇生活の満足度、期待度。向上度がいずれも高まることが判りました。


現役労働者の統計上の労働時間は減少したものの、経済的、時間的な「ゆとり感」は乏しく、「パソコン」「園芸・庭いじり」の日常、身の回り型レジャーから、「宝くじ」が急伸しています。お金も時間もかけずに夢を買いたいニーズのようですが、個人的にはさびしい気がします。