女性が描く働き方

社員の仕事への満足度を高め、組織の活性化を進めたいというのはすべての経営者の願いですが、なかなかそのような環境は実現できておらず、どうしたものかと頭を抱えている方も少なくないでしょう。先日、日本能率協会が「第3回「ビジネスパーソン1000人調査」働き方に関する意識アンケート結果」公表されました。この調査は、全国の20歳~69歳までの正規・非正規雇用の就業者を対象に実施されたもので、回答者数は1,000人(内訳:男性556人、女性444人)となっています。

 

調査全体として、「女性の活躍」「労務管理」「給与制度」に限らず、人材力の強化や生産性の向上には「これをやれば良い」というものがなく、制度を設計する人、活用する人、支える人、それぞれに理解されバランスよくかみ合わないと効果を発揮しないことが判りました。

 

 

 

アンケートから女性の活躍イメージは」子育てをしながら管理職、専門職で働く」人を描いていますが、役員、経営者のイメージは遠く、しかも男性の4人に一人が「女性活躍」イメージが持てない結果になっています。

 

女性の活躍について、管理職、役員の比率や指導的地位に占める女性の組織内における数値目標が掲げられるようになってきましたが、女性労働者たちは役職以前の子育てをしながらは続けられるイメージをしており、過去、現状から鑑みた現実的な結果となっています。また女性の活躍の妨げになっているのが、子育て家事の負担と考えています。男性は女性自身の価値観の問題をあげ女性は働く環境の問題をあげ、明らかな男女間の違いがみえます。

 

男性は女性活躍のイメージが持てずにおり、女性は子育て、家事負担をしながら管理職・専門職として働くイメージを持っていますが具体的な職位のイメージは持っていません。女性活躍の支援策が整っても運用面では経営者、管理職、周囲や本人も含めて男女とも意識改革が必要なようです。具体的な働き方や処遇については企業ごときめ細やかなルール作り、運用面での工夫が必要ですね。