熱中症による職場での死亡者21人(2012年)

厚生労働省では、このほど平成24年の「職場での熱中症による死亡災害の発生状況」を発表しました。それによると昨年の職場内での死亡者数は21人と依然として多くの方が亡くなっているのがわかりました。死亡した21人のうち18人については、WBGT値(暑さ指数)の測定を行っていなかったことが明らかになっており熱中症予防対策の的確な実施の必要性が浮き彫りになりました。業種別には「建設業(11名)」、「製造業(2名)」、「警備業(2名)」などの死亡者が依然として高い死亡者数となっています。

 

 

 

職場内での熱中症の予防として、WBGT値を測定するなど職場での暑熱状況を把握して、作業環境や作業、健康管理などを的確に行う必要があります。自覚症状が出てからでは遅いので、定期的に水分、塩分を摂取して、熱への順化期間(熱のなれ、環境に適応する期間)を計画的に設定することも重要です。昨年は7、8月と集中的に死亡災害が発生し、その57%が高温多湿な環境での作業開始から2日以内という短期間で発生しています。

 

厚生労働者では、今年の夏は昨年より気温が高くなることが見込まれるとして、熱中症に対する予防対策を重点的に実施、都道府県労働局、労働基準監督署による事業場への指導、パンフレット配布などの取組を行うことにしています。当ホームページでもパンフレットがダウンロードできますのでご活用ください。