日本人の職業・生活スキルと職業意識

労働政策研究・研修機構(JILP)は、このたび20~50代の一般成人の職業スキル、生活スキル、職業意識(自尊感情・抑うつ傾向等)について調査した結果をまとめ発表しました。

 

総じて年齢が高いほど、自分の職業スキルに自信をもっており、その他「大卒者」「高額所得者」「管理的職業従事者」「大企業で働く者」が自分の職業スキルに自信を持っていることがわかりました。また、50代では、データーの取り扱いや分析等の計算に関しての自信が若年者の比して大きく、プロジェクトチーム等における共同作業や段取り、指示や調整力等に大きな自信をもっていることがわかりました。

 

 

 

今回の調査の結果、若年層の職業スキル、生活スキルの低さが改めて示されました。従来のより生活スキルに関しては成長過程等においても十分な注意が払われてきていない指摘がありましたが、今後、より一層の生活スキルの関する施策の拡充等の支援の検討が必要になりそうです。

 

また、若年層は職業スキルも低く、この点は学校教育段階における取組の必要性をJILPは訴えています。企業でのスキル形成の取り組みがなかなか行われない昨今の事情を考ええると、地域若年者サポートステーションの生活支援事業の活用や公的なスキル形成プログラムの提供と活用、民間の職業訓練サービスの活用などの取り組みが必要です。将来的に労働人口の不足が現実となる我が国において、企業で人を育てる取組みは急務と思います。