新型インフルエンザと事業継続計画

中国でH7N9型鳥インフルエンザの感染者が相次いでいる問題で、上海市などの華東地区で感染範囲が拡大しており、既に9人の感染者が確認され、うち3人が死亡する事態に至り中国政府は警戒を強めています。H7N9型は弱毒性とされてきましたが、中国国内で確認されている感染例はいずれの症状も重篤で、ウィルスの遺伝子解析から強毒性とみられています。このウィルスが人から人への感染できるウィルス(新型インフルエンザ)に変異していた場合、事態は深刻で研究者間では、その可能性が否定できないとしています。

 

 

 

強毒性新型インフルエンザ(H5N1型)に対する、国の方針等については厚生労働省など各省庁において対策ガイドラインが出来ています。今回のインフルエンザが、想定するウィルス同等レベルのウィルスではないとしても、基本的な感染予防対策や家庭内の備蓄など基礎知識が必要です。

 

新型インフルエンザは断続的に8週間程度の感染拡大期が2年ほど続くと言われています。平時、経営者が最優先するのは従業員の安全です。新型インフルエンザ発生時に感染防止策として最も有効なことはウィルスに曝される機会を減らすことです。第一に従業員とその家族の感染防止、次に自社社屋内での顧客を含めた感染防止、そして事業の停止、一部の継続を含めた事業継続計画(BCP)の策定です。医療、ライフライン関係事業等の社会的機能維持にかかわる事業者は早期にご検討ください。