中小企業のIT活用

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が9月28日には発表した「中小企業のIT活用に関する実態調査」によると、社内での「PC」「インターネット」や「メール」の整備は行き渡ったが、拠点を超えての利用(本店と支店など)はこれからの課題であることがわかりました。5年前の調査に比べても財務会計、顧客管理等のIT化、ITツールの導入などすべての業務について導入が進んでいるものの、今後は遅れが目立つ「受発注」の業務のIT化の傾向が強まるとしています。

 

 

企業の IT活用では、「売上拡大」「利益・財務体質改善」「企業の信頼性確保」などの重要視が高いようです。現実の経営課題解決にIT化での対応は、重要視の高い「売上拡大」などの項目については6割を超す実現度を示しています。IT導入の推進は、経営者自ら担うケースが多く(48.3%)、開発、運用等について外部支援者は、地元のITメーカーが多いようですが満足度は高くない結果にあり、コーディネータ、商工会議所、税理士などの活用率は低いが、満足度が非常に高い結果が出ています。

 

話題のクラウドコンピューティングの活用は、現状でも導入率が低い結果になっていますが、本来のメリット、デメリットを正確に把握していないことが、過剰な懸念となって導入促進を阻むことになっています。安価なソフト、ハードの導入、保守が不要などのメリットを考えると、これら期待の大きいシステムではないかと小職は考えています。